地域の福祉とバリアフリー

数年前からバリアフリー、という言葉が広まっています。
バリアフリーとは元々建築用語で、障害になるものを除き生活しやすくする、ということを意味します。
広まった当初は物理的な障害物や大きな段差を取り除くといった用途で使われましたが、最近ではもっと広い意味で用いられることが多いようです。
物理的な障害である階段や敷居、ちょっとした段差を取り除き、スロープなど段差のない状態に変えること以外にも、高齢者や障害者の社会参加に対する精神的な障害についての取り組みなどにもこの言葉が使われるようになりました。
社会福祉の一環として高齢者が参加する行事が地域単位で多く行われるようになり、高齢者の社会的な孤立を防ぐ役割を果たしています。
地域の公民館や集会場は物理的な障害は解決されていましたが、あまり利用されない、または高齢者の方はなかなか参加しない、ということが多かったのではないでしょうか。
しかし、近年高齢化社会といわれ、危機感が強まったことから高齢者の方が主役の行事が多くなり、楽しむ姿を見ることができています。
こうして孤立しがちな方々が孤立しないような行いも精神的な意味でのバリアフリーといえるのではないかと思います。